灸点(読み)キュウテン

デジタル大辞泉 「灸点」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐てん〔キウ‐〕【×灸点】

をすえる所に墨でつける点の印。
灸をすえること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「灸点」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐てん キウ‥【灸点】

〘名〙
① 灸をすえる所に、墨で書く点。
※雑俳・柳多留‐初(1765)「笑ひ止む迄灸てんを待て居る」
② 灸をすえること。
明月記‐寛喜三年(1231)二月二九日「此間猶有腫増気、令之加灸点了」
新世帯(1908)〈徳田秋声一四「伝通院前に、灸点の上手があると聞いたので」

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