炎火(読み)エンカ

デジタル大辞泉 「炎火」の意味・読み・例文・類語

えん‐か〔‐クワ〕【炎火】

炎を上げて激しく燃える火。心中に起こる激しい感情のたとえにもいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「炎火」の意味・読み・例文・類語

えん‐か ‥クヮ【炎火】

〘名〙
① ほのおを上げて燃える火。激しく燃え上がる火。
霊異記(810‐824)上「炎火(えんくゎ)身に迫る」 〔詩経小雅大田
② 心中に起こる激しい感情。
野分(1907)〈夏目漱石〉三「我我が一度び此煩悶の炎火のうちに入ると」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「炎火」の読み・字形・画数・意味

【炎火】えんか

ほのお。

字通「炎」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android