大田(読み)おおた

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

大田
おおた

大分県北東部,杵築市北部の旧村域。国東半島のほぼ中央にある。 1954年田原村と朝田村が合体して成立。 2005年杵築市,山香町と合体して杵築市となった。地域の大部分は山林と原野で耕地は乏しいが,米作のほか,ウシの飼育とスモモの栽培が進められている。国の重要文化財である沓掛の田原家五重塔,小野の財前家宝塔,石丸の宝塔 (国東塔) のほか,数多くの石仏などが残されている。沓掛の白鬚田原神社では毎年 10月 17~18日にユーモラスなどぶろく祭が行なわれる。無病息災を祈願したどぶろくを求めて,多くの参拝客でにぎわう。

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デジタル大辞泉の解説

おおた【大田】[東京都の区]

東京都南東部の区名。多摩川北岸にあり、住宅地・工業地。昭和22年(1947)大森蒲田の両区が合併して成立。人口69.3万(2010)。

おおだ【大田】[島根県の市]

島根県中部、日本海に面する市。市場町として発展し、牛馬市が開かれた。ソバ・ワサビ栽培が行われ、石州瓦(かわら)を特産。平成17年(2005)10月、温泉津(ゆのつ)町・仁摩町と合併。人口3.8万(2010)。

たいでん【大田】

テジョン

テジョン【大田】

大韓民国中西部にある広域市。忠清南道道庁所在地。京釜(けいふ)・湖南線の分岐点で交通の要地。人口、行政区150万(2008)。たいでん。

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百科事典マイペディアの解説

大田【たいでん】

韓国,忠清南道の道都。六大広域市の一つ。もとは公州の農村地帯だったが,1900年京釜線の開通以後急速に発達し,1913年湖南線を分岐し,1927年に公州から道庁を移転。大田盆地の中心にあり,工業としては紡績・皮革・油脂・ゴム・金属加工など,豚毛加工品も輸出されている。忠南大学はじめ教育機関も多い。1993年には世界博覧会(EXPO)が開催された。現在,跡地は科学技術センター,公園などに利用されている。2004年韓国高速鉄道(KTX)が開業した。郊外の儒城温泉から鶏竜山国立公園にかけては有数の観光地。人口150万1859人(2010)。
→関連項目木浦

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世界大百科事典 第2版の解説

たいでん【大田 Taejŏn】

韓国,忠清南道東部の都市で,韓国の六広域市の一つ。忠清南道の道庁もここにある。人口126万8432(1995)。1905年の京釜鉄道開通以後,湖南線との分岐点にあたる交通の要地として商業が発達した。1927年には道庁が公州から移され,行政や教育の面でも地位が高まった。89年に直轄市に昇格,現在は広域市として5区が置かれている。朝鮮戦争によってひどく破壊されたが,戦後は軍事施設が集まり,軍事拠点にもなっている。

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大辞林 第三版の解説

おおた【大田】

東京都南端、二三区の一。南は多摩川をへて神奈川県に接する。台地は住宅地、低地は京浜工業地帯の一部。旧大森区と蒲田区が合併。

おおた【大田】

姓氏の一。

おおだ【大田】

島根県中部、日本海に臨む市。もと市場町として発達。米作・酪農・漁業が盛ん。石州瓦かわらを特産。

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精選版 日本国語大辞典の解説

おおた おほた【大田】

東京都二三区の一つ。昭和二二年(一九四七)に大森区・蒲田区を合併して成立。旧二区のそれぞれ一字をとって新区名とした。西部は住宅地、東部は京浜工業地帯の一部。東京国際空港(羽田空港)、池上本門寺などがある。

おおだ おほだ【大田】

島根県中部、日本海に面する地名。山陰道、備後街道を結ぶ宿場町、牛馬市から発展した商業都市三瓶(さんべ)山、三瓶温泉がある。西部の大森地区は石見(いわみ)銀山として栄え、鉱山町の町並みが残る。昭和二九年(一九五四)市制。

たいでん【大田】

大韓民国中西部の都市。忠清南道の道都。穀物綿花などの集散地として知られる。テジョン。

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世界大百科事典内の大田の言及

【美東[町]】より

…人口6496(1995)。山間地で,町の北西部に秋吉台があり,中央部を厚東(ことう)川の支流大田川が南流する。古くから鉱山が開発され,長登(ながのぼり)鉱山は奈良の大仏を鋳造するとき,銅を献上したという伝えがある。…

【忠清道】より

…朝鮮半島中西部の地方で,朝鮮八道の一つ。韓国に属し,行政上は南北道と大田広域市に分かれ,人口は忠清北道(道庁所在地,清州)144万2191,忠清南道(道庁所在地,大田)185万5346,大田市126万8432(いずれも1995)。
[自然]
 地形的にきわめて対照的な東西二つの地域に分かたれる。…

※「大田」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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