…その意味でクラウスが果たした役割は,近代西欧市民文化が技術化してユダヤ人のジェノサイド(大量虐殺)に見られるような黙示録的崩壊を遂げた現象を内側から証言することによって,文化再生の使徒となったものといえる。彼のそうした活動は主として,1899年4月に創刊して死ぬまで続けた個人雑誌《炬火Die Fackel》を舞台として行われた。機知と風刺を武器としてあらゆる領域の腐敗と戦ったこの雑誌の特徴は,ウィーンの警察長官や悪徳ジャーナリストに対する攻撃に,典型的に現れている。…
※「炬火」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...