炭肺(読み)タンハイ

大辞林 第三版の解説

たんぱい【炭肺】

塵肺の一。細かい炭塵が肺に付着して起こる病気。炭鉱労働者に多い。咳や呼吸困難などの症状が現れる。

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精選版 日本国語大辞典の解説

たん‐はい【炭肺】

〘名〙 塵肺の一種。炭素の粉塵を吸入することによって起こる慢性の呼吸器疾患。肺臓内に炭素の粉が沈着して、慢性気管支カタルなどをひき起こす。特に、炭坑労働者などに多くみられる。蹌踉(よろけ)

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世界大百科事典内の炭肺の言及

【坑内粉塵】より

…鉱石や岩石の発破,掘削,運搬等によって発生した粉塵には,遊離ケイ(珪)酸のような難溶性成分を含むことが多いので,浮遊状態にあるこれらの微粒子粉塵を人が長期間にわたって吸入していると珪肺に,アスベスト(石綿)を含む場合は肺癌に,それぞれなりやすい。炭塵による肺の疾患は炭肺(たんぱい)と呼ばれるが,病状は珪肺と同じである。また浮遊炭塵は,炭塵爆発(粉塵爆発)の危険がある。…

※「炭肺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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