為にする(読み)タメニスル

デジタル大辞泉 「為にする」の意味・読み・例文・類語

ために◦する

ある目的に役立てようとする下心をもって事を行う。
「我輩もとより―◦する所ありて私立を主張するに非ず」〈福沢学問のすゝめ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「為にする」の意味・読み・例文・類語

ため【為】 に する

  1. ある目的を遂げようとする下心をもって事を行なう。また、自分利益をはかる下心があってそれを行なう。
    1. [初出の実例]「書には主意あり時あり為にすることあり」(出典:集義和書(1676頃)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android