為岡遺跡(読み)ためおかいせき

日本歴史地名大系 「為岡遺跡」の解説

為岡遺跡
ためおかいせき

[現在地名]美濃加茂市下米田町為岡

飛騨川が下米田しもよねだで大きく西に向きを変える地点の、左岸河岸段丘上に位置する。昭和五四年(一九七九)発掘調査が行われ、方形周溝墓群が検出された。県内における方形周溝墓は確実なものとして現在のところ、高山市ツルネ遺跡に一基、為岡遺跡に一七基が認められる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android