為所(読み)しどころ

精選版 日本国語大辞典 「為所」の意味・読み・例文・類語

し‐どころ【為所・仕所】

  1. 〘 名詞 〙
  2. なすべき場合。やってやりがいのあるところ。また、その時。
    1. [初出の実例]「よい心中の仕所(シどころ)ながら、見へもせぬあの世頼みに」(出典浮世草子傾城禁短気(1711)三)
  3. 行なうのに適した場所
    1. [初出の実例]「四条五条は坐禅のよいし処ぞ」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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