為楽(読み)いらく

精選版 日本国語大辞典 「為楽」の意味・読み・例文・類語

い‐らくヰ‥【為楽】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。
  2. ① 本当の楽しみとすること。ことに、涅槃(ねはん)についていう。→寂滅為楽(じゃくめついらく)。
    1. [初出の実例]「此内にすむ人はみな、いらくにてらさせ給ひて、とくたつにうるほふ、国の土民もあんをん也」(出典:御伽草子・釈迦の本地(室町時代物語集所収)(室町末))
  3. ② 楽しみのために望むこと。とくに浄土往生を願うこと。〔往生論註‐下〕

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