烏生田村(読み)うごうだむら

日本歴史地名大系 「烏生田村」の解説

烏生田村
うごうだむら

[現在地名]茂木町烏生田

九石さざらし村の北に位置し、集落は那珂川支流の烏生田川が八溝やみぞの山を刻んで大きく蛇行する所に、かみ・中・しおの三組に分れて形成される。地名は、村内石上いしがみ水田に大きな石があり、そこに烏が巣を作りひなをかえしたことによるという。慶安郷帳では芳賀郡に記されるが、寛文四年(一六六四)の烏山藩領知目録では那須郡内とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android