精選版 日本国語大辞典 「烏臼」の意味・読み・例文・類語
う‐きゅう‥キウ【烏臼】
- 〘 名詞 〙 植物「なんきんはぜ(南京黄櫨)」の漢名。
- [初出の実例]「鴨脚葉黄烏桕赤、鳥媒高出二樹梢頭一」(出典:霞舟先生詩集(1849)初冬郊行)
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
…種子をおおう脂肪層や種子を絞って得られる油脂を,ろうそく,セッケン,灯用,塗料,薬用などに用い,絞りかすは窒素に富むので肥料とする。根皮や茎皮を乾かしたものを,漢方で烏臼(うきゆう)といい,利尿薬に用いる。新緑や秋の紅葉が美しいので庭木,公園樹,街路樹に用いられ,盆栽にもされる。…
※「烏臼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」