精選版 日本国語大辞典 「焙籠・焙子・炙籠」の意味・読み・例文・類語
あぶり‐こ【焙籠・焙子・炙籠】
〘名〙
① =あぶりかご(焙籠)
※延喜式(927)二八「凡応レ供二大嘗会一竹器熟笥七十二口。煠(あふり)籠七十二口」 〔書言字考節用集(1717)〕
② 餠などを焼くのに用いる鉄の網または棒。あぶりだな。
※石山本願寺日記‐証如上人日記・天文五年(1536)一二月二五日「鍛冶権守佳例あぶりこ、又火箸到来候間、弐十疋遣候」
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