無いが意見の総仕舞(読み)ないがいけんのそうじまい

ことわざを知る辞典 「無いが意見の総仕舞」の解説

無いが意見の総仕舞

周囲がいくら心配して叱ったり言い聞かせたりしても素行のおさまらない道楽者でも、金の出所がなくなれば動きがとれなくなり、もはや意見をする必要もなくなる。

[使用例] そうそう他人ひと世話をしてくれるところもなくなり、頼寄たよることも出来ず、こうなりますると、俗に「無いが異見総仕舞い」進退きわまって首でも縊るか身でも投げようか、と誠に情けない料見になります[三代目春風亭柳枝*落語・性和善|1891]

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