無名円(読み)ムミョウエン

精選版 日本国語大辞典 「無名円」の意味・読み・例文・類語

むみょう‐えんムミャウヱン【無名円】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代に有名だった打ち身、切り傷の薬。佐渡に産する鉄の赤錆から作られたもの。酒に溶いて塗布する。
    1. [初出の実例]「木薬屋かけて来たのはむみゃうゑん」(出典:雑俳・柳多留‐三(1768))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む