デジタル大辞泉
「無菜」の意味・読み・例文・類語
ぶ‐さい【無菜】
[名・形動ナリ]副食物の少ないこと。食事が粗末なこと。また、そのさま。
「我は貧々としてかなしうて―な物を食ふ」〈玉塵抄・一〉
む‐さい【無菜】
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ぶ‐さい【無菜】
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) おかずがないこと。副食物の少ないこと。粗末な食事。また、そのさま。また、もてなす食事を相手に対してへりくだっていう語。むさい。
- [初出の実例]「悪源太の前には無菜(ブサイ)の飯をすへたり」(出典:金刀比羅本平治(1220頃か)下)
む‐さい【無菜】
- 〘 名詞 〙 菜のないこと。副食物の少ないこと。ぶさい。
- [初出の実例]「無菜の飯ぞ。庭に薺(なづな)はあれども汁にさへせぬぞ」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)六)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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