然々(読み)しかじか

精選版 日本国語大辞典 「然々」の意味・読み・例文・類語

しか‐じか【然然・云云】

  1. 〘 副詞 〙 ( 副詞「しか」を二つ重ねたもの。古くは「しかしか」 )
  2. ① 言外にある自明な物事をさし示していう意を表わす。かくかく。これこれ。かようかように。こういうように。
    1. [初出の実例]「此の鳥(きじ)下(とひ)来(き)たり天稚彦の為(ため)に射(い)られ、其(そ)の矢(や)に中(あた)て上報(のほてかへりこと)申す云々(シカシカ)」(出典:日本書紀(720)神代下(寛文版訓))
    2. 「しかじかの御企有とて」(出典:浄瑠璃・源平布引滝(1749)四)
  3. ② 相手の言うことに対して、肯定的に相づちをうつ意を表わす。さようである。その通りだ。
    1. [初出の実例]「いまひとり、しかしか、いと興あることなり。いでおぼえたまへ」(出典:大鏡(12C前)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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