然もあれ(読み)サモアレ

デジタル大辞泉 「然もあれ」の意味・読み・例文・類語

もあれ

それにしても。ともかくも。ままよ。さもあらばあれ。
「―鉢かづきは、いか様変化へんげの者にて」〈伽・鉢かづき

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精選版 日本国語大辞典 「然もあれ」の意味・読み・例文・類語

さも【然も】 あれ

  1. 文脈上または心理的に先行する事態を受けて、その事態はそれと認めながら、他の事態に意志関心を向ける気持を表わす。それはともかく。それにしても。ままよ。
    1. [初出の実例]「さもあれ、ただはしり出て舞ひてん、死なばさてありなんと思ひとりて」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)一)

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