デジタル大辞泉 「然るべし」の意味・読み・例文・類語 さる◦べし【▽然るべし】 [連語]《動詞「さり」の連体形+推量の助動詞「べし」》1 ふさわしい。相応である。「―◦べき折もなくて、思ひありくほどに」〈落窪・一〉2 そうなるのが当然である。そうなる運命である。「―◦べき契りにやありけん」〈宇治拾遺・三〉3 りっぱである。れっきとしている。「―◦べき人は、とうより御心魂の猛く、御守りも強こはきなめり」〈大鏡・道長上〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例