然る可し(読み)シカルベシ

デジタル大辞泉 「然る可し」の意味・読み・例文・類語

しかる◦べし【然る可し】

[連語]《ラ変動詞「しかり」の連体形+推量の助動詞「べし」》
それが適当であろう。また、ふさわしい。
「この儀もっとも―◦べし。さらば書け」〈平家・七〉
そうなるはずである。そうなる運命である。
「われ―◦べき宿世ありて、君を得たり」〈今昔・一六・九〉
立派である。すぐれている。
「さも―◦べき人々は、必ず相人としもなけれども、皆かくまなこ賢くぞおはしける」〈盛衰記・一五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android