然る可し(読み)シカルベシ

デジタル大辞泉 「然る可し」の意味・読み・例文・類語

しかる◦べし【然る可し】

[連語]《ラ変動詞「しかり」の連体形+推量の助動詞「べし」》
それが適当であろう。また、ふさわしい。
「この儀もっとも―◦べし。さらば書け」〈平家・七〉
そうなるはずである。そうなる運命である。
「われ―◦べき宿世ありて、君を得たり」〈今昔・一六・九〉
立派である。すぐれている。
「さも―◦べき人々は、必ず相人としもなけれども、皆かくまなこ賢くぞおはしける」〈盛衰記・一五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 連語

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む