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然る間 サルアイダ

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デジタル大辞泉の解説

さる‐あいだ〔‐あひだ〕【然る間】

[接]さて。そこで。
「―立願の子細ありて」〈伽・のせ猿〉
[連語]そうするうちに。そのうち。
「―に、思ひはいやまさりにまさる」〈伊勢・四〇〉

しかる‐あいだ〔‐あひだ〕【然る間】

[接]
そうしている間に。そのうちに。
「その後は、いよいよ行ひ怠る事なし。―、貴き聖人なりといふ事世に高く聞えて」〈今昔・一二・三三〉
それゆえ。そういうことで。
「昔より源平両家左右の翅(つばさ)にて、共に朝家の御まぼりなり。―、源氏世を乱れば、平氏これを鎮め」〈保元・中〉

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大辞林 第三版の解説

さるあいだ【然る間】

( 接続 )
さて。 「万よろずの木の実を愛し、いとやさしき色好みにておはしける。-立願の子細有りて/御伽草子・のせ猿」
( 連語 )
そうするうち。そのうち。 「 -に、思ひはいやまさりにまさる/伊勢 40

しかるあいだ【然る間】

( 接続 )
〔動詞「しかり」の連体形「しかる」に、名詞「あいだ」の付いた語。漢文訓読に用いられた語で、和文では、「さるほどに」が用いられた〕
そうしているうちに。そのうちに。 「 -、既に酉の時ばかりに成りぬ/今昔 26
それだから。それゆえ。そのために。 「中宮御産の御祈によて非常の赦行はる。-、鬼界の嶋の流人、少将成経・康頼法師赦免/平家 3

出典|三省堂
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