焼け止まる(読み)ヤケトマル

デジタル大辞泉 「焼け止まる」の意味・読み・例文・類語

やけ‐とま・る【焼け止まる】

[動ラ四]《「やけどまる」とも》きっぱりと思いきる。
色道の中有に迷ひ、火宅の内の―・る事を知らず」〈浮・一代男・八〉

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精選版 日本国語大辞典 「焼け止まる」の意味・読み・例文・類語

やけ‐とま・る【焼止】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙
  2. 焼けることがやむ。鎮火する。焼け鎮まる。
  3. 思いとどまる。心を惑わしていたことがふっつりとやむ。
    1. [初出の実例]「いつまで、色道の中有に迷ひ、火宅の内の、やけとまる事をしらず」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)八)

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