焼杉(読み)ヤキスギ

デジタル大辞泉 「焼杉」の意味・読み・例文・類語

やき‐すぎ【焼(き)杉】

杉材の表面を焦がし、磨いて木目凸状に表したもの。器物下駄などに用いる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「焼杉」の意味・読み・例文・類語

やき‐すぎ【焼杉】

  1. 〘 名詞 〙 杉材の表面を焦がし、磨いて木目を安定させたもの。器物や下駄などに用いる。
    1. [初出の実例]「冬いらぬあふぎやよそにとり肴くむは煮しめつやき杉の箱」(出典:狂歌・雅筵酔狂集(1731)雑)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android