煎種(読み)いりだね

精選版 日本国語大辞典 「煎種」の意味・読み・例文・類語

いり‐だね【煎種】

  1. 〘 名詞 〙 糯米(もちごめ)粳米(うるちごめ)などを煎ったもの。豆煎り御目出糖、落雁、みじん粉菓子などの原料にする。
    1. [初出の実例]「お雛様の附物に数へられて居る煎豆を製造する家は、〈略〉そして此等で売り上る煎(イ)り種(ダネ)の量は大抵六万石位に上ると云ふことで有る」(出典:東京年中行事(1911)〈若月紫蘭〉三月暦)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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