御目出糖(読み)オメデトウ

デジタル大辞泉 「御目出糖」の意味・読み・例文・類語

おめで‐とう〔‐タウ〕【御目出糖】

菓子の一。蒸した米を干してり、食紅で着色した砂糖蜜をかけてかきまぜ、甘納豆をまぜたもの。赤飯代用として、出産結婚などの祝儀に配る。

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精選版 日本国語大辞典 「御目出糖」の意味・読み・例文・類語

おめでとうおめでタウ【御目出糖】

  1. 〘 名詞 〙 菓子の一種。炒種(いりだね)に砂糖と少量の食紅とを加えてばらばらにいって、甘納豆を混ぜたもの。祝儀の赤飯の代用として配る。〔新しき用語の泉(1921)〕

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「御目出糖」の解説

おめでとう【御目出糖】

赤飯に似せて作り、祝儀に用いる菓子。東京銀座飯田橋にある和菓子店「萬年堂」のものが知られる。これはあずきあんに米粉などを混ぜてそぼろ状にした生地に、大納言あずきのみつ漬けを散らして蒸したもの。このほか、蒸した米を干していったものや甘納豆を用いたものなどがある。

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デジタル大辞泉プラス 「御目出糖」の解説

御目出糖

東京都中央区、萬年堂が製造・販売する銘菓小豆餡餅粉などの米粉類を混ぜ、そぼろ状にして大納言の蜜漬けを散らし蒸し上げたもの。

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