豆煎り(読み)マメイリ

デジタル大辞泉 「豆煎り」の意味・読み・例文・類語

まめ‐いり【豆煎り/豆×炒り】

大豆などの豆を煎ること。また、その煎った豆。いりまめ。
豆・米・あられなどを煎って砂糖をまぶした菓子

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精選版 日本国語大辞典 「豆煎り」の意味・読み・例文・類語

まめ‐いり【豆煎・豆炒】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 豆を火で煎ること。
    1. [初出の実例]「雨中のつれづれに、隣にて豆(マメ)いりなどして」(出典:子孫鑑(1667か)中)
  3. 煎った豆。特に豆を、米・あられなどと煎って砂糖をまぶした菓子。
    1. [初出の実例]「豆いりをくいくい跡の数をきき」(出典:雑俳・柳多留‐三(1768))
  4. 男女が情を通じること。情事。いろごと。
    1. [初出の実例]「豆いりの名人店を度々おわれ」(出典:雑俳・柳多留‐一一(1776))
  5. 女の中に男がまじること。
    1. [初出の実例]「女児の嶋の居候の如く、婦中のまめいりのごとし」(出典:洒落本・新吾左出放題盲牛(1781)大通闢役)

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