煎餅布団(読み)センベイブトン

精選版 日本国語大辞典 「煎餅布団」の意味・読み・例文・類語

せんべい‐ぶとん【煎餠蒲団・煎餠布団】

  1. 〘 名詞 〙 綿が少なくて薄いふとん。堅くて粗末なふとん。
    1. [初出の実例]「破壁の間(ひま)洩る冬の雪颪(ゆきおろし)防ぎかねたる煎餠蒲団(センベイブトン)」(出典:高橋阿伝夜刃譚(1879)〈仮名垣魯文〉初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む