破壁(読み)はへき

精選版 日本国語大辞典 「破壁」の意味・読み・例文・類語

は‐へき【破壁】

  1. 〘 名詞 〙 こわれた壁。くずれやぶれた壁。
    1. [初出の実例]「相如が破壁(ハヘキ)風寒くして夜の衣短く」(出典太平記(14C後)三八)
    2. [その他の文献]〔蘇軾‐追和子由去歳試挙人洛下所寄詩〕

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普及版 字通 「破壁」の読み・字形・画数・意味

【破壁】はへき

壁を破る。〔宣和画譜、道釈一、張僧〕嘗(かつ)て金陵の安樂寺に於て四を畫き、目睛(もくせい)を點ぜず。謂ふ、點ぜば驤(とうじやう)して去らんと。~固く之れを點ぜんことをふ。因りて爲にするに、才(わづ)かに二べるに、果して雷電して壁を破る。

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