煙硝臭い(読み)えんしょうくさい

精選版 日本国語大辞典 「煙硝臭い」の意味・読み・例文・類語

えんしょう‐くさ・いエンセウ‥【煙硝臭・焔硝臭】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙 ( うその意の「鉄砲」を、有煙火薬をいう「煙硝」に置きかえて、しゃれた表現 ) いかにもうそらしい。えんしょくさい。
    1. [初出の実例]「焔硝臭(エンシャウクサ)い鉄炮の罪障生滅申」(出典浄瑠璃・源頼家源実朝鎌倉三代記(1781)八)

えんしょ‐くさ・い【煙硝臭】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙 「えんしょうくさい(煙硝臭)」の変化した語。
    1. [初出の実例]「鎌と名付けしに、いつよりか鉄砲とかわるうき世、アゑんしょくさいぞ」(出典:洒落本・くたまき綱目(1761))

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