…また煙突掃除chimney sweep(chimney sweeper)では,子どもが頭から布をかぶり,煙突の内部(足場がつけてある)にはいってすすをとる商売が19世紀には行われ,イギリスでは1875年に16歳以下の子どもの就業を禁止し,95年にはその年齢を21歳に引き上げた。
[日本の煙突]
日本では,江戸時代末期に外国からきた旅行者が,屋根に煙突の見当たらぬことを指摘しているが,西洋文明の移入とともにその出現を見,明治初期には〈煙出し〉〈煙筒〉の2語が最も多く使われた。そこで大槻文彦は1891年の随筆で〈煙筒はキセルのことで,煙出しは煙突と呼ぶべきだ〉と教えているが,煙突は中国の俗語の移入と思われる。…
…今日一般に用いられている火皿の小さいきせるは,天保(1830‐44)ころに考案されたものである。
[中国]
北京方言を標準語とする中国の民族共通語(普通話,国語)では〈煙袋〉というが,南部地方たとえば広東では〈煙筒〉といい,台湾で最も通用している閩南(びんなん)語では〈煙吹〉という。ただし,アヘン吸飲用のきせるは〈烟鎗〉などと称している。…
※「煙筒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...