照破(読み)ショウハ

デジタル大辞泉 「照破」の意味・読み・例文・類語

しょう‐は〔セウ‐〕【照破】

[名](スル)仏が広大な智慧の光で無明むみょうの闇を明らかに照らすこと。
梵天の大光明が、…人天三界を―した」〈啄木葬列

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「照破」の意味・読み・例文・類語

しょう‐はセウ‥【照破】

  1. 〘 名詞 〙 知恵の光で無明(むみょう)の闇を照らしやぶること。
    1. [初出の実例]「色空ともに照破して、胸中灑々落々として滞破なきも」(出典:塩山和泥合水集(1386))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「照破」の読み・字形・画数・意味

【照破】しようは

看破する。

字通「照」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android