照越村(読み)てるこしむら

日本歴史地名大系 「照越村」の解説

照越村
てるこしむら

[現在地名]築館町 照越だいはら・同町田まちだ・同月山林つきやまばやし・同ほりうち・同神田かみた・同盲壇めくらだん・同左足山こえだてやま・同寺沢てらさわ

八沢やさわ村の北に位置し、東はうち沼。北は萩沢はぎさわ村と接する。正保郷帳に田四六貫二二六文・畑三貫三九二文とあり、水損・旱損と注され、ほかに新田一貫九六七文。「宝暦職鑑」によれば、一家格の黒木正三郎が高八〇〇石で在所拝領となっており、侍屋敷一五軒・足軽屋敷二〇軒が許されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android