煽惑(読み)センワク

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「煽惑」の意味・読み・例文・類語

せん‐わく【煽惑】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「煽」はあおる意 ) 人をおだてて気持をまどわすこと。
    1. [初出の実例]「不可則唱夷教、以煽惑民心」(出典新論(1825)虜情)
    2. 「民心を煽惑したれば人生職分の大道理これがために蔽錮せられたり」(出典:明六雑誌‐一二号(1874)西学一斑・三〈中村正直訳〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android