熊森村(読み)くまのもりむら

日本歴史地名大系 「熊森村」の解説

熊森村
くまのもりむら

[現在地名]分水町熊森

南を信濃川が北東へ流れ、東は横田よこた村、西はおいしま村。元和六年(一六二〇)の三条御引渡郷村帳(幸田重寛氏文書)に村名がみえ、高二七八石三斗余で三条藩領。正保国絵図では幕府領。のち村上藩領となり貞享元年(一六八四)の同藩領分郷村高辻帳では高七四四石五斗余。享保二年(一七一七)村上藩主松平輝貞の上野高崎たかさき(現群馬県高崎市)転封に伴い高崎藩領となる。その後幕府領編入の時期もあるが、旧高旧領取調帳では高崎藩領。

文化一四年(一八一七)の村明細帳によれば家数一七八(うち本百姓七三・小百姓七一・水呑三〇)・人数一千一〇五でうち医師三(分水町史年表)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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