精選版 日本国語大辞典 「熊毛神社」の意味・読み・例文・類語 くまけ‐じんじゃ【熊毛神社】 山口県周南市にある神社。旧県社。主祭神は三毛入沼命(みけいりぬのみこと)、玉依姫命(たまよりひめのみこと)。天平一〇年(七三八)の周防国正税帳(正倉院文書)にみえる古社。勝間八幡宮。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本歴史地名大系 「熊毛神社」の解説 熊毛神社くまげじんじや 山口県:熊毛郡熊毛町呼坂村熊毛神社[現在地名]熊毛町大字呼坂 勝間祭神は御毛入沼命・玉依姫命、配祀に八幡宮(仲哀天皇・応神天皇・神功皇后)、白山神社(菊理媛命・伊弉諾命・伊弉冉命)を祀る。旧県社。創立年代は不詳であるが、聖武天皇の天平一〇年(七三八)の周防国正税帳(正倉院文書)の「奉 参所神社頴稲捌拾束以神明令奉」のうちに「熊毛神社 肆拾束 祭春月料酒稲料」とある。熊毛神社は周防国三社の祭酒料と八〇束のうち稲四〇束をあてられている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報