日本歴史地名大系 「熊野寺村」の解説 熊野寺村くまんでらむら 佐賀県:神埼郡神埼町熊野寺村[現在地名]神埼町大字竹(たけ)字柏原(かしわばる)・袖村(そでむら)日の隈(ひのくま)山の南麓一帯で、村のやや東を城原(じようばる)川が南流し、東は横大路(よこおおじ)村である。天文年間(一五三二―五五)少弐冬尚が仁比山(にいやま)の水上御坊へ送った判物(仁比山神社文書)に「熊野寺不入之在所之内、闕地之所、為寄進」とある。九万寺村とも記す。天明三年(一七八三)の郷村帳によれば「竹村郷」の一部として「柏原(かしわばる)村」や「袖(そで)村」の別称も記されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by