熟る(読み)イル

デジタル大辞泉 「熟る」の意味・読み・例文・類語

い・る【熟る】

[動ラ五(四)]《「」と同語源》果実が熟する。「稲穂に実が―・る」

う・る【熟る】

[動ラ下二]う(熟)れる」の文語形

な・る【熟る】

[動ラ下二]な(熟)れる」の文語形。

こな・る【熟る】

[動ラ下二]こなれる」の文語形。

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精選版 日本国語大辞典 「熟る」の意味・読み・例文・類語

い・る【熟】

  1. 〘 自動詞 ラ行四(五) 〙 果実などが熟す。
    1. [初出の実例]「さて秕なし一もなく、実が能入ぞ」(出典:古文真宝笑雲抄(1525)二)

こな・る【熟】

  1. 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙こなれる(熟)

う・る【熟】

  1. 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙うれる(熟)

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