熟路(読み)ジュクロ

デジタル大辞泉 「熟路」の意味・読み・例文・類語

じゅく‐ろ【熟路】

歩き慣れて、ようすをよく知っている道。
「敵は爰彼所ここかしこの―に依って防ぎけるゆゑ」〈読・唐錦・四〉

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精選版 日本国語大辞典 「熟路」の意味・読み・例文・類語

じゅく‐ろ【熟路】

  1. 〘 名詞 〙 通いなれた道。様子をよく知った道。
    1. [初出の実例]「堂堂衣錦白日行。遠駕軽車熟路」(出典:明極楚俊遺稿(14C中か)贈用都寺)
    2. 「敵は爰彼所の熟路(ジュクロ)に依って防ぎけるゆへ」(出典:読本・唐錦(1780)四)
    3. [その他の文献]〔韓愈‐送石処士序〕

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