熟路(読み)じゅくろ

精選版 日本国語大辞典 「熟路」の意味・読み・例文・類語

じゅく‐ろ【熟路】

〘名〙 通いなれた道。様子をよく知った道。
※明極楚俊遺稿(14C中か)贈用都寺「堂堂衣錦白日行。遠駕軽車熟路
読本唐錦(1780)四「敵は爰彼所の熟路(ジュクロ)に依って防ぎけるゆへ」 〔韓愈‐送石処士序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「熟路」の意味・読み・例文・類語

じゅく‐ろ【熟路】

歩き慣れて、ようすをよく知っている道。
「敵は爰彼所ここかしこの―に依って防ぎけるゆゑ」〈読・唐錦・四〉

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