熱伝導度(読み)ネツデンドウド

栄養・生化学辞典 「熱伝導度」の解説

熱伝導度

 熱伝導率ともいう.熱が流れる場合,その流れの垂直断面を単位時間に通過する熱量q)は,移動する物質間の温度勾配dT/dx)に比例し(q=k(dT/dx):係数をkとする),物質の性質によってkは一定の値を示す.このk.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の熱伝導度の言及

【熱伝導】より

…厚さdの一様な板の両面を温度T1,T2(>T1)に保ったとき,単位時間に板の単位面積を通して流れる熱量Iは,板の中の温度こう配が(T1T2)/dであるから, I=κ(T1T2)/dで与えられる。この比例係数κが熱伝導率thermal conductivity(熱伝導度ともいう)であり,熱の伝わりやすさを表す(すなわちκが大きいほど熱が伝わりやすい)。熱はエネルギーであるから,κの単位はW/K・m,あるいはcal/℃・s・mである。…

※「熱伝導度」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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