コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

熱衝撃 ねつしょうげきthermal shock

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

熱衝撃
ねつしょうげき
thermal shock

急激な加熱または冷却によって物体内に急激な温度変化が生じ,それに伴う衝撃的な熱応力のために物体が損傷する現象。材料の熱衝撃強度の評価は,熱衝撃時の板表面の最大熱応力にほぼ比例するビオの係数 β=hμ/k ( h =板厚,μ =板表面の熱伝達率,k =材料の熱伝導率) と熱衝撃係数 K により行う。熱衝撃に耐えうる最大温度変化は熱衝撃係数に比例する。βが小さいときには Kkσβ/Eα ( σβ =材料の引張り強さ,E =材料の縦弾性係数,α=材料の線膨張係数) により評価し,βが大きいときには K=σβ/Eα による。熱衝撃による破壊は,脆性材料で主に問題となる。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

熱衝撃の関連キーワードガラスセラミックス酸化ベリリウムセラミック工具ベリリア磁器ノーズコーン分散強化合金防火ガラス線膨張係数高温ガス炉窒化ケイ素石英ガラス耐熱ガラスサーメットアンプル管縦弾性係数熱伝達率軟質磁器炭素繊維熱伝導率核融合炉

今日のキーワード

異常天候早期警戒情報

5日から 8日先を最初の日とする 7日間の平均気温がかなり高い,またはかなり低い確率が 30%以上と見込まれる場合に注意を呼びかけるため気象庁から発表される情報。低温や猛暑が長く続くと,人の活動や農作...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

熱衝撃の関連情報