燃えよドラゴン

デジタル大辞泉プラス 「燃えよドラゴン」の解説

燃えよドラゴン

1973年製作の香港・アメリカ合作映画。英題《Enter the Dragon》。ブルース・リー主演のカンフー映画。監督:ロバート・クローズ、共演:ジョン・サクソン、ジム・ケリーほか。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の燃えよドラゴンの言及

【香港映画】より

…英語では日本の〈チャンバラ映画〉などをも含めてmartial arts filmと呼ばれる)をも含めて呼ばれることが多い。 〈クンフー映画〉はたちまち世界のアクション映画に大きな影響を及ぼし,アメリカの映画会社ワーナー・ブラザースがブルース・リーを主演させてつくった《燃えよドラゴン》(1973)をはじめ,イギリスの怪奇映画の老舗ハマー・プロの《ドラゴンVS7人の吸血鬼》(1974),またイタリア製の古代史劇(〈ヘラクレスもの〉)や西部劇(〈マカロニ西部劇〉)を〈クンフー映画〉と折衷させたもの等々のように,各国からスタッフ,キャストを香港に送りこんで東西のジャンルを混交させた合作も行われ,日本でも千葉真一,倉田保昭らが主演の〈カラテ映画〉がつくられた。さらに,《スネーキーモンキー蛇拳》(1977)から《ヤング・マスター師弟出馬》(1980)をへて《プロジェクトA》(1983)に至るジャッキー・チェンJackie Chan(1954‐ )の主演作に代表されるように,〈クンフー映画〉はスラプスティック・コメディやスポーツ映画等々の近接ジャンルをとりこんで変容しながら人気をたもち,80年には中国と合作した《少林寺》が世界的大ヒットを記録し,映画の醍醐味がアクションにあることを証明した。…

※「燃えよドラゴン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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