燃え渡る(読み)モエワタル

デジタル大辞泉 「燃え渡る」の意味・読み・例文・類語

もえ‐わた・る【燃え渡る】

[動ラ四]
絶えず火が燃えつづける。また、一面に燃え広がる。
「―・る火のほとりにはありながら」〈延宝版宇津保・国譲下〉
心の中の苦しみが、絶えることなく続く。
「わが恋の消ゆる間もなく苦しきはあはぬ嘆きや―・るらむ」〈後撰・恋五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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