燕形銛頭(読み)えんけいもりがしら

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「燕形銛頭」の意味・わかりやすい解説

燕形銛頭
えんけいもりがしら

漁具一種シカの角を用いてつくられ,全体がそろっていて基部が2本または1本,あるいは3本に分れているつばめの尾のような形の離れ銛。銛が柄から抜けたあと,獲物体内で銛頭を回転させるため,紐を通す穴または紐を結ぶ溝が彫ってある。先史時代に北太平洋沿岸一帯に多く分布した銛である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む