燭島村(読み)ろうそくじまむら

日本歴史地名大系 「燭島村」の解説

燭島村
ろうそくじまむら

[現在地名]浜北市中瀬なかぜ

豊田とよだ郡に所属。中瀬村の東、天竜川の右岸に位置する。蝋燭村とも。江戸時代の支配領主の変遷中条なかじよう村に同じ。松平忠頼領郷村帳に「らうそく村」とみえ、高五八石余、畑六町六反余、うち四一石余は川成。正保郷帳には蝋燭島村とみえ、畑方五八石余。延宝五年(一六七七)の浜松町村家数高間尺帳では同高、家数七、うち役家五。元禄郷帳でも同高。享保四年(一七一九)の国領組諸色覚帳(岡部家文書)によれば高三七石余、家数一三(うち水呑三)・人数一〇五、馬三。天保郷帳では高七八石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android