爪籠(読み)つまご

精選版 日本国語大辞典 「爪籠」の意味・読み・例文・類語

つま‐ご【爪籠】

〘名〙 (「つまかわ(爪皮)」の変化した語か) 草鞋(わらじ)の先や全体につける藁(わら)製のおおい。また、そのように作った藁製のくつ。多く雪道に用いる。《季・冬》
雑俳替狂言(1702)「うつぶけに爪籠荷ふて出る御家

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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