父母恩重経(読み)ブモオンジュウキョウ

デジタル大辞泉 「父母恩重経」の意味・読み・例文・類語

ぶもおんじゅうきょう〔ブモオンヂユウキヤウ〕【父母恩重経】

1巻。偽経とされる書。数種の異本があり、父母の恩の広大なことを儒教的に説き報恩を勧めたもの。

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精選版 日本国語大辞典 「父母恩重経」の意味・読み・例文・類語

ぶもおんじゅう‐きょうブモオンヂュウキャウ【父母恩重経】

  1. 中国、隋末・初唐のころにできた中国撰述経典。一巻。数種あるが、ともに父母の恩がきわめて重いことを説き、報恩の実践を勧める。いずれも偽経。ふぼおんじゅうきょう。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「父母恩重経」の意味・わかりやすい解説

父母恩重経
ぶもおんじゅうきょう

仏教経典。父母の恩の広大なことを説く。1巻。数種の異本があるが,偽経とされる。絵本にもなって普及した。

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