日本歴史地名大系 「片原一色村」の解説 片原一色村かたはらいつしきむら 愛知県:稲沢市片原一色村[現在地名]稲沢市片原一色町・一色〈青海(あおかい)町・跡之口(あとのくち)町・川俣(かわまた)町・三反田(さんたんだ)町・下方(しもかた)町・神宮(じんぐう)町・中通(なかどおり)町・長畑(ながはた)町・藤塚(ふじつか)町・森山(もりやま)町〉北は西島(にしじま)村・中野(なかの)村に接し、西の萩原古(はぎわらふる)川(現日光川)沿いに巡見街道が通り、村の中央を東西に八神(やがみ)街道が横断しており、街道を境に南に本郷の一色、北に支郷の片原と分れ、一色に東蔵(ひがしぐら)・西蔵、片原に上蔵(かみぐら)が置かれた(天保村絵図、徇行記)。概高二千五二七石余で、二千七四石余は藩士三九人の給知。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報