稲沢市(読み)いなざわ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

稲沢〔市〕
いなざわ

愛知県北西部,濃尾平野中央部にある市。市名は稲葉村と小沢村の合併による村の成立にちなむ。1955年稲沢町,千代田村,明治村,大里村が合体し町制施行。1958年市制。2005年祖父江町,平和町を編入。中心市街地は国府宮。市の東方約 1kmに尾張国衙(こくが)の跡,南西約 2kmには国分寺跡,その北西に国分尼寺の跡があり,古代には尾張国の政治の中心地であった。天正年間(1573~92)美濃街道の宿駅稲葉宿に本陣,脇本陣などが置かれ,大いににぎわった。平坦で土質がよく,米作ホウレンソウダイコン,レンコンなどの野菜栽培のほか,苗木の育成も盛ん。名古屋市,一宮市に挟まれ,毛織物,金属工業の進出が著しい。国府宮(尾張大国霊神社)の裸祭は名高い。面積 79.35km2。人口 13万6867(2015)。

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