片商売(読み)カタショウバイ

デジタル大辞泉 「片商売」の意味・読み・例文・類語

かた‐しょうばい〔‐シヤウバイ〕【片商売】

本業片手間にする商売副業
「―をやらなけりゃ飯は喰って行かれねェ」〈魯庵社会百面相

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「片商売」の意味・読み・例文・類語

かた‐しょうばい ‥シャウバイ【片商売】

〘名〙 本業の片手間にする商売。副業としての商売。
※雑俳・末摘花(1776‐1801)四「へのこをば片商売にけつ売り
※社会百面相(1902)〈内田魯庵〉老作者「原稿料は今と違ってお咄しにならねエ小(けち)なもんだから片商売(カタシャウバイ)をやらなけりゃ飯は喰って行かれねエ」

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