片山石(読み)かたやませき

最新 地学事典 「片山石」の解説

かたやませき
片山石

katayamalite

化学組成KLi3Ca7Ti2(SiO3)12(OH)2の鉱物。三斜晶系,空間群,格子定数a0.9721nm, b1.6923, c1.9942, α91.45°, β104.15°, γ89.94°,単位格子中4分子含む。白色ガラス光沢,紫外線で蛍光を発する。硬度3.5~4,劈開{001}に完全,比重2.91。光学的二軸性正,2V35°,屈折率α1.670,β1.671,γ1.677。愛媛県岩城島に露出する曹長岩の少量成分鉱物として産する。これらの記載内容は,baratoviteのOH置換体で単斜晶系からわずかに変形した三斜晶系の格子をもつ相ということになる。東京大学の片山信夫にちなむ。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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