片岡家住宅(読み)かたおかけじゆうたく

日本歴史地名大系 「片岡家住宅」の解説

片岡家住宅
かたおかけじゆうたく

[現在地名]大宇陀町大字田原

田原たわら西南部の小高い丘上にある。片岡家は、江戸時代にこの地方九ヵ村の大庄屋を勤めてきた家柄で、当家に残る文化一三年(一八一六)頃の造営記録によって、寛文一〇年(一六七〇)に造立されたことがわかる。主屋は桁行一四・九メートル、梁間八・九メートル、入母屋造・茅葺・庇桟瓦葺で、四間取形式とし、土間沿いには出居・台所が設けてある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 増築

デジタル大辞泉プラス 「片岡家住宅」の解説

片岡家住宅

奈良県宇陀市にある住宅。江戸時代中期に建てられた主屋などは国の重要文化財に指定されている。

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